雄山陸運では福利厚生は会社からの従業員を大切にしたいというメッセージだと考えています。
手取りが増えたほうが良いという考え方もありますが、
社会保障を完備していることで何か病気になっても傷病手当で生活を支えることができる、
健康診断で早期に病気を発見できる、短期的にお金が必要な時に借金で苦しまないようにする、
などこうあってほしいというものを制度としました。
今後も充実していきたいと考えています。
- 社会保険、雇用保険、労働保険、完全加入
- 無事故、皆勤賞の表彰有
- 急な出費に対する前渡制度
- 万が一の事故には会社の任意保険、貨物保険で対応
パート従業員を除いた一般社員については、毎月定額で1万円を支給しています。
また、自動車通勤の方は無料駐車場を用意していますのでご利用下さい。
健康管理って自分がするとおろそかになってしまいます。
毎日飲まなくてはいけない薬をちょっと飲み忘れてしまう。
生活習慣病の危険があっても悪い習慣をやめることが出来ない・・・などなど、毎日の積み重ねが健康を維持・促進するが、なかなか自分で管理することや、注意することが出来ない。
会社では従業員が元気に働いてくれて初めて仕事が成立するので、少しでも元気でいてもらえるように、健康管理を行っています。
年2回の健康診断
従業員の健康管理のために労働衛生法があります。通常は年1回の健康診断を義務付けていますが、深夜業務に従事する従業員(午後10時から午前5時までの間に業務に従事を週に1回以上又は月に4回以上行う方)には年2回の健康診断が義務付けられており、当社もこれに準じて健康診断を実施しております。特に運転手は深夜帯業務に住していることが多いために春(4月~5月)と秋(9月~10月)に実施しております。
睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査
国内における睡眠時無呼吸症候群(SAS)の潜在患者数については、治療が必要な重症患者だけでも300万人以上と言われています。ところがもっとも普及している治療法であるCPAP療法でも治療者数は現在わずか40数万人程度 であるそうです。睡眠障害であるSASは「現代病」とも言われていますが、実際は多くの方に見過ごされているのが現状です。
ただ、SASは必要以上に恐れる必要もありません。しっかりと把握し適切な治療をうけると睡眠が改善され、より健康体になり心筋梗塞や脳梗塞などの発症リスクが低減できます。
当社ではトラック協会の助成が始まると全運転手にスクリーニング検査を実施してもらい、自分の睡眠状況を把握してもらいました。また、適切な治療を受けることで、より元気に働いてもらっています。
現在、就業規則において60歳を定年としています。しかし人生が100年と言われる「人生100年時代」に突入し2035年には65歳以上が3人に1人となります。また年金の支給開始年齢は現在、昭和36年以降(現在の55歳以下)の世代は65歳からとなっております。60歳以上の方が働ける環境を確保していく事は、会社にとって重要なことになります。
会社は再雇用制度を導入しており、60歳を超えても同じ条件、同じ仕事で仕事をしてもらっています。また、加齢による体力の低下も考えて、体力に応じた仕事への配置転換をしたり、年金を受給しながら働くなど多様な働き方を取り入れています。
何年か一度に住民税を支払うのを忘れていた従業員について、市から給与の差し押さえの連絡が来ることがあります。内容を確認すると多額の市民税を滞納しておりさらに多額の延滞金まで発生していることがありました。経理・人事をやっていると何を忘れても税金だけは払うべきで、そうした事態を防ぐために給与から天引きを行い市に直接会社から支払う住民税の特別徴収制度を利用しております。
当社では退職金規定を定めており運転手へも退職金の支払いを行っております。以前は中退共(中小企業退職金共済制度)を活用しておりました。しかしある年に従業員が病気で亡くなってしまい、その際に生命保険を切り替えをしていたので未加入の状態になっていたそうです。会社として弔慰金の支給はしましたが、そう多くの金額を出すことができなかったことから、従業員に何かあっても家族が少しでも助かるようにと中退共をやめて、生命保険の養老保険を活用した退職金制度に切り替えました。何かないように健康管理を行うと同時に、何かあっても従業員の家族が守れるように始めた制度です。
当社には従業員向けの二つの借り入れ制度があります。一つは前借制度でもう一つは従業員貸付制度です。元々先代が運転手が給与を使いすぎて給与日前に消費者金融に借入していたり、急な病気や冠婚葬祭で急にお金が必要になった時など計画に的にしていないことで生活に困窮するのをみて、外で借りてローンで苦しむなら会社で貸し出そうと始めた制度です。
①前借制度
給与日前の生活費など少額のお金を次の給料日に返済することを前提に貸し出しをしています。
②従業員貸付制度
冠婚葬祭や身内の急な病気など状況によりお金が必要になった際に、会社で貸付を行いますが、生活費(娯楽、ギャンブル、贅沢品)などでは利用ができず使用用途において審査が必要となります。
当社は2009年にリーマンショックで危機的な状況に陥ったが、その際の経験をもとに『会社はつぶれるもの』という経営理念を作り上げました。その中で国は様々な支援政策を実施しており、雇用を守ることを目的に設立した雇用調整助成金があります。その手続きが非常に煩雑であることから利用をしない会社もあるとニュースで騒がれていますが、事務作業の整備・効率化により今回のコロナ禍でも積極的に助成金を利用しています。
中途採用で入社された従業員が、以前の会社では労災は使うなと言われていたりすることがあります。従業員の安全管理は会社の重要な義務の一つです。ただ、不幸にも何かしらの事故が発生してしまった場合には労災保険を活用し、従業員の健康と生活を守る必要があります。また会社で発生したけが・病気でなくても傷病保険という健康保険の制度があり、休職しなくてはならない期間、6割を支給することができます。
制服は会社に所属する意識を高め、会社の一員としての自覚をもって働くための大切な仕事道具です。そのため会社では入社時および期間に応じて制服を支給しています。
コロナ禍での対応
①2020年4月に緊急事態宣言をし、雇用調整では給与の8割支給を決定(法律の義務では6割)
②運転手の出勤や家族のヒアリングにより、出勤希望しないものを確認
「あいつ誰?」
この一言がきっかけでした。
運転手って部門が違って配車時間が違うと、1か月全く顔を合わせない事もあります。入社から一度も顔を見たことがない人がいれば、「あいつ誰?」ってことになりますよね。
そんな話をしていた時に、社長が若かった時は、現場の仲間飲んだり、ゴルフしたり、いろいろとバカやってきた。そうしたオフのコミュニケーションがあるから
オンの時にもスムーズに仕事がはかどる。そんな記憶があったから少しでも交流機会を作れないかな~なんて考えるようになりました。
リクリエーションは4カ月に1回ぐらいのペースで実施しております。ご家族連れでも参加できるようなBBQや花見や、慰労を目的とした温泉旅行、運送不足解消にフットサルや卓球など様々な事をやっています。
OYAMAだより
配車時間によって運行管理者しか、ほとんど会う機会のなくなってしまったり、運転手って孤独な部分があります。会社に所属しているのに、一人みたいな・・・・
やっぱり会社の事を知ってもらいたいし、他の運転手のことも知ってもらいたいと思います。
そこで作ったのがOYAMAだより。
新人運転手の紹介や、会社の営業報告、社長の挨拶など、知って欲しい事を伝えています。
レクリエーションポリシー
1.参加したい人だけ参加する。
出来るだけ多くの社員に参加してもらいたいので、社内報や掲示物などに掲載します。でも、休みの日は家族とゆっくり過ごしたい。自分の趣味の時間をゆっくりととりたい。疲れているから休みたい。色んな理由で参加したくない社員もいます。会社の行事だから強制的に出なくてはいけないという事では、コミュニケーションの機会にはならないと考えています。だから、色々なイベントを行う事で、参加したくなるものがあった時だけ、来ていただければ十分です。
2.評価しない
参加したい人だけ参加と言っても、ボーナスなどの査定に影響するのでは、強制しているのと同じになってしまいます。レクリエーションはオフです。福利厚生の一環ではありますが、参加したから評価することもないし、参加しなかったから評価が下がることもありません。実際に一切参加していない社員も沢山いますし、皆勤賞のスタッフもいます。
3.全員平等
会社のイベントでも普段の役職に関係なく、準備や片付けを行います。社長も掃除や片付けもします。会社として普段頑張っている社員へのお返しでもあるし、会社の交流の場でもあるし、親睦を深める場でもあります。全員が主催者で全員がお客様。企画管理している総務が中心ですが、みんなで平等にやっています。
コロナ対応
2020年3月よりコロナの感染防止のため企画を休止していましたが、2022年7月よりBBQなど感染対策を取入れながら開催していきます。